米年末商戦:売上高は前年同期比5%増か、終盤にかけて加速で(2)

全米小売業協会(NRF)によると、今年 の米年末商戦の売上高は、前年同期比5%増となる見込みだ。クリスマス前の 最後の駆け込み需要が売上高を押し上げると期待される。

売上高の伸びは2002年以来の低水準となるものの、過去10年の平均であ る4.6%は上回る見通しだ。調査会社、ショッパートラックRCTの24日の発 表によると、23日の売上高は87億2000万ドル(約1兆360億円)と、感謝祭 翌日の11月24日の89億6000万ドルに次ぐ水準だった。

小売り最大手のウォルマート・ストアーズは、23日は終夜営業を行った。 サックスのサックス・フィフス・アベニューは毛皮商品を半額まで値引き。フ ェデレーテッド・デパートメント・ストアーズはメーシーズの旗艦店でニュー ヨーク市内への当日配達を約束した。

ニューヨークの宝飾品製造業者のデービッド・ダンジェル氏は「最後の瞬 間の買い物をしている」と話す。同氏は昨年と同水準の5000ドル弱を使うつも りだという。

米国際ショッピングセンター評議会(ICSC)は、クリスマス前の2日 間の既存店売上高は合計150億ドルと予想している。ICSCのチーフエコノ ミスト、マイケル・ニマイラ氏は、今年はクリスマスが月曜に当たったことが、 消費者が買い物を遅らせている要因だろうと語った。

ショッピングセンターを運営するトーブマン・センターズの24日の報告に よると、ギフト券の売り上げは複数の店舗で「2けた台」の伸びとなった。ま た、宝飾品やバッグ、香水、化粧品などが売れた。一方、温暖な気候の影響で コートが不振だったとの報告もあった。

11、12月の売上高に関するNRFの予想(前年同期比5%増)は、05年の

6.1%増を下回る。

ニマイラ氏は「最後で追い上げればほぼ予想通りに、昨年ほどではないが ほぼ良好なシーズンとなるだろう」と話している。同氏によると、11、12月の 既存店売上高の伸びは2.5-3%となり、昨年の3.6%には届かない見通し。

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