米フィデリティ、不適切な贈答品受領問題で4200万ドル支払いへ

投資信託会社で最大手の米フィデリテ ィ・インベストメンツは21日、従業員が証券会社から豪華な贈答品を受け取 った不祥事に関連し、同社の独立系理事会が科した初の罰金の支払いに合意し、 投資家の損失を相殺するため、4200万ドル(約50億円)を支払うことを明 らかにした。

理事会は1年半かけて贈答品の受領とファンドへの影響を調査した結果、 罰金の支払いを勧告した。フィデリティは調査費用も利息付きで返済する。

フィデリティは2004年12月、トレーダーが取引を振り向ける見返りに、 ブローカーから不適切な贈答品や接待を受けていた疑いについて、米証券取引 委員会(SEC)とNASD(旧全米証券業協会)が調査中であることを明ら かにしていた。フィデリティは内部調査の結果、02年―04年の違反に関連し て一部の従業員の解雇や配置転換を行っていた。

フィデリティのエドワード・ジョンソン会長(76)は21日、ウェブサイ トに掲載した書簡で、「今回の不適切な行動について謝罪する」と表明した。

NASDのルールでは、ブローカーは投信会社社員に100ドルを超える 品物を贈ることが禁止されている。フィデリティのルールは、暦年でこの金額 を超える品物を受け取ることを禁止している。

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