米ナイキの9-11月期:8.1%増益、新製品投入などが奏功-株価は下落

運動靴メーカーで世界最大手の米ナイキ が20日発表した2006年9-11月(第2四半期)決算は、新製品の投入など を追い風に前年同期比で8.1%増益となった。

純利益は3億2560万ドル(1株当たり1.28ドル)と、前年同期の3億 110万ドル(同1.14ドル)を上回った。売上高は10%増の38億2000万ドル で、過去1年で最大の伸びとなった。

マーク・パーカー最高経営責任者(CEO)は、米アップルコンピュータ の携帯デジタル音楽プレヤー「iPod」に対応型のシューズ「ナイキ・プラ ス」などを投入。事業を再編して特定の地域やスポーツを重視した戦略を取り、 中国などでの事業拡大とサッカーなどの分野を拡充した。オランダ政府との税 金問題での合意で、1株利益は13セント押し上げられた。

ナイキの株価は通常取引で前日比3.59ドル(3.7%)高の99.78ドル。年 初来では15%上昇している。同社は決算を20日の通常取引終了後に発表した。 これを受けた時間外取引ではニューヨーク時間午後5時12分現在、1.19ドル (1.2%)安の98.59ドル。

ブルームバーグ・ニュースがまとめたアナリスト予想平均では、1株利益 は1.14ドルと見込まれていた。

12月から来年4月までに出荷予定のシューズと衣料品の受注は、世界全 体で7%増加した。為替相場変動の影響を除いたベースでは5%増。一部のア ナリストは、為替相場変動の影響を除いたベースの受注を4-6%増と予想し ていた。