訂正:9月末の家計金融資産は1495兆139億円、前年比2.7%増

(見出しで1495兆円を1495兆に訂正)

【記者:日高正裕】

12月18日(ブルームバーグ):日本銀行は18日、今年7-9月期の資金循 環勘定(速報)を発表した。それによると、今年9月末の家計の金融資産残高 は1495兆139億円と、1年前に比べて2.7%増加した。前年比での株価の値上 がり幅が縮小した影響で、今年6月末以来2期連続で1500兆円の大台を割り 込んだ。現金・預金が減少する一方で、投資信託が過去最高となるなど、安全 資産からリスク資産へのシフトが続いていることも示された。

家計の金融資産のうち、投資信託が前年同期比33.6%増の59兆6818億円 と過去最高となった。国債・財政債も同20.2%増の30兆435億円と過去最高 だった。保険・年金準備金も同2.8%増の397兆6364億円と過去最高となった。 株式・出資金は同11.6%増の159兆3799億円。現金・預金は同0.8%減の767 兆1754億円だった。

9月末の家計の金融資産全体に現金・預金が占める比率は51.3%と、6月 末(51.8%)から小幅低下する一方、投資信託は4.0%と6月末(3.7%)から 上昇した。保険・年金準備金は26.6%と6月末(26.4%)から微増。株式・出 資金は10.7%と6月末から横ばいだった。

部門別の資金過不足

今年7-9月の部門別の資金のやり繰りを示す資金過不足は、家計が6兆 4443億円の資金不足(=投資超過)で、不足幅は前年同期(7兆1109億円) から縮小した。民間非金融法人企業は6兆2095億円の資金余剰(=貯蓄超 過)で、前年同期の小幅の資金不足(6609億円)から資金余剰に転じた。

中央政府、地方公共団体、社会保障基金を合わせた一般政府は1兆5434 億円の資金不足(=財政赤字)で、不足幅は前年同期(1兆4178億円)から ほぼ横ばいだった。海外は5兆2772億円の資金不足(=日本の経常黒字)で、 不足幅は前年同期(4兆7113億円)から拡大した。

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