日興コーディアル・グループが不適切な会計処理、監視委調査(2)

16日付の日本経済新聞は、証券大手の日 興コーディアルグループが2005年3月期決算で不適切な会計処理をした疑い があるとして、証券取引等監視委員会が調べを進めていることが15日明らか になった、と報じた。グループ企業の会計処理で利益を水増しした疑いがもた れており、監視委は日興に決算の訂正を促すとともに、金融庁に課徴金の納付 を命じるよう勧告することも視野に調査しているという。

報道によると、監視委が問題としているのは、日興の全額出資子会社で自 己資金投資を手掛ける日興プリンシパル・インベストメンツ(NPI)と、そ の子会社のNPIホールディングス(NPIH)。両社は04年8月に相対で デリバティブ(金融派生商品)を取引し、NPIは同年9月中間期に約140億 円の評価益を計上。NPIHでは同額の評価損が出ていたもようだとしている。

日興コーデはこの取引で生じた評価益だけを連結決算に反映し、評価損を 抱えたNPIHを連結決算から外す会計処理をしていたという。

日興コーデは同日午後、当社が不適切な利益を計上との一部報道があった が、現時点で何も話せない、とのコメントを発表した。

(日本経済新聞朝刊1面、ウェブサイトは http://www.nikkei.co.jp/

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