豪カンタス航空:マッコーリー銀の109億豪ドルの買収案拒否(2)

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オーストラリア最大の航空会社のカンタ ス航空は13日、豪投資銀行マッコーリー銀行と米投資会社テキサス・パシフ ィ ック・グループが提示した109億豪ドル(約1兆円)の買収案は「受け入れら れない」ものだとして、これを拒否したことを明らかにした。

カンタス航空の発表資料によると、マッコーリー銀とテキサス・パシフィッ クが提示した1株当たりの買収価格は5.50豪ドル。これは、カンタス航空株の 12日終値よりも5.2%高い。

カンタス航空は、2001年以降の世界の航空業界の不振をよそに、13年連 続で黒字経営を続けている。ジェフ・ディクソン最高経営責任者(CEO)によ ると、燃料費が高騰するなかで、人員削減や傘下の格安運賃航空会社ジェットス ターによる新規顧客獲得を支えに、同社の利益は今年30%増加する見通し。

マッコーリー銀とテキサス・パシフィックからの買収の打診をめぐっては、 カンタス航空が分割され、運賃の値上げや人件費の安い国外市場への整備事業の 移転につながりかねないとして、労働組合や政治家の間で批判が高まっていた。

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