イランとロシア:石油合弁会社設立で協議-イラン国内外で事業展開か

イランとロシアは、イラン最大のガス田 共同開発および他国でのガス掘削作業について話し合いを進めていることが両国 関係者の話で明らかになった。イランとロシアは両国合わせて世界の天然ガス確 認埋蔵量の42%を保有している。

ロシア国営のガス会社、ガスプロムはイランのサウスパースガス田の予備 掘削を終了しており、イランと合弁会社を設立して同ガス田での生産や南米地域 への進出を計画している。

ロシアのプーチン大統領はロシアの対外影響力を強める狙いで、積極的に ガスプロムの事業を展開している。ガスプロムは現在、欧州の天然ガス需要の 25%を満たしている上、アジアや米州での事業を拡大している。石油大手の英 BPによると、イランは世界のガス確認埋蔵量の15%、ロシアは同27%をそれ ぞれ保有している。

イランのモッタキ外相はロシア側との貿易交渉で、「イランとロシアは、 両国合わせて世界の天然ガス埋蔵量の50%以上を保有している可能性がある。 両国とも経済では重要な役割を担っている」と語った。

ガスプロムの広報担当は電子メールを通じて合弁企業設立についての話し 合いを否定した。ロシアのマテロフ産業エネルギー省次官は、同案はイラン側か ら打診されたと語った。

同次官は、「イラン側から、合弁企業の設立およびイラン国内外での協業 について打診があった。イランは権益の拡大を望んでいるが、あきらめざるを得 ない厳しい状況にあるのだろう」と述べ、具体的な状況に関する言及は避けた。

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