石油関連株が高い、気温低下予報でWTIは63ドル台-在庫評価向上

昨日の取引で、3カ月ぶりに100万円台を 回復した国際石油開発帝石ホールディングスが続伸するなど、石油関連株が高 い。米北東部に寒気団が近づいていることや、在庫が減少していることなどか ら、ニューヨークの原油先物相場が2カ月ぶりの高値に上昇していることを受 けた。ウエスト・テキサス・インターミディエート(WTI)が1バレル=

63.13ドルまで戻している。11月半ばには57ドル台まで下げ、先安感も強ま っていただけに、在庫保有益が縮減するとの懸念が後退した。

午前9時15分現在の株価は、国際帝石は前日比0.3%高の100万円。石油 資源開発が同1.4%高の7240円、新日本石油が同1.5%高の835円、東燃ゼネ ラル石油が同0.9%高の1204円。

WTIの直近の上昇について、キャメロン・ハノーバー(コネティカット 州)のピーター・ビューテル社長は、「予期しなかった要因の組み合わせがみ られ、相場を押し上げている。寒気団が接近しており、テクニカル要因からみ たレンジ突破が広範囲にみられる」と指摘、トレーダーが先物に買いを入れて いる兆候が示されていると語る。

このほか市場関係者の間では「14日から開催の石油輸出国機構(OPE C)総会で、追加減産があるのではないかという思惑も働いている」(日本ユ ニコムの菊川弘之調査部副部長)と言われており、「市場参加者も戻り売りか ら押し目買いのスタンスに変わってきたようだ」(菊川氏)との見方もあった。

ベネズエラのラミレス・エネルギー・鉱業相は30日、12月のOPEC総 会で日量最大50万バレルの追加減産で合意する可能性があると指摘した。

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