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中国人民元:対ドルでペッグ制廃止以降の最高値更新-一時7.8380元

中国外国為替取引では29日、人民元が対 ドルで一時、ペッグ(連動)制廃止以降の最高値を更新した。ポールソン米財務 長官が、通貨上昇は米中両国間の通商摩擦の解消につながると発言したのを受 け、元買いが優勢となった。

米国の一部当局者は人民元の過小評価が中国の輸出を促進し、米製造業の 雇用喪失や対中貿易赤字の拡大を招いていると批判している。スタンダード・チ ャータードの通貨ストラテジスト、デービッド・マン氏は中国政府が来月の米財 務長官訪中を前に、米国から批判をかわすため、人民元の上昇ペースの加速を容 認する可能性があると指摘する。

マン氏は「今後数週間でこのような発言が相次ぐと予想される」と述べ、 人民元の上昇は「貿易不均衡の解消につながるだろう。訪中が近づくにつれ、上 昇ペースが若干加速しても驚きではない。人民元にはプラス材料だ」と述べた。

ブルームバーグ・データによると、上海時間午前10時28分(日本時間同 11時28分)現在、人民元は前0.06%高の1ドル=7.8388元。一時は7.8380 元と、人民元とドルのペッグ制を廃止した2005年7月以降の最高値を付けた。 マン氏は今年末までに7.80元に上昇する可能性があるとみる。

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