上海銅:2週間ぶり高値から反落-中国の輸入減で需要後退観測高まる

28日の上海銅先物相場は、前日に付けた2 週間ぶりの高値から反落した。中国の銅輸入が減少したことから、世界最大の銅 消費国である同国の需要が後退しているとの観測が高まった。

中国税関当局の27日の発表によると、中国の10月の銅精鉱の輸入は前年同 月比46%減の17万8000トンとなった。また、同局の8日の発表によると、1- 10月の銅と銅製品の輸入は前年同期比22%減の170万トンだった。

金竜精密銅管集団の先物トレーダー、陸承紅氏は「中国が27日に発表した銅 輸入統計が同日、指標となるロンドン金属取引所(LME)の銅相場の下落につ ながった。そして、それが中国市場に跳ね返り、上海相場も下げている」との見 方を示した。

上海先物取引所の銅先物相場1月限は、前日比最大910元(1.4%)安の1ト ン当たり6万6210元。上海時間午前10時38分現在、6万6600元で取引されて いる。銅相場は27日までの4営業日続伸し、2週間ぶりの高値となっていた。