【注目株】ホンダ、富士通、USEN、資産運用、7&i、角川(2)

28日の材料銘柄は以下の通り。

ホンダ(7267):28日付の日本経済新聞朝刊によると、同社が2007年3月 期で約2割の連結配当性向を2-3年後をめどに3割に高める方針を打ち出す。 個人株主の拡大を急いでいるという。

富士通(6702):28日付の日本経済新聞朝刊によると、同社はインターネッ ト上で増えている「フィッシング」などのネット詐欺を半導体チップを使って 防止する技術を開発した。パソコンの部品としてすでに普及している内臓チッ プを転用、低コストで情報の送り手や受け手が正しい相手であるかどうか確認 するという。

USEN(4842)やフジテレビジョン(4676)など:28日付の産経新聞朝刊は、 ライブドア(非上場:4753)が12月22日開催予定の株主総会で株式100株を 1株に併合するよう提案するという。

信託銀行や証券会社などの資産運用関連:英ケンブリッジ大学は、12億ポ ンド(約2700億円)の基金運用で英マン・グループからニック・カバラ氏を 迎える。ヘッジファンド投資に初めて参入するための一環で、株式や債券など と平行してヘッジファンド投資も行う構え。

セブン&アイ・ホールディングス・グループ(3382):セブン銀行が22 日に募集した公募債600億円は即日完売した。新規参入銀行による初の起債で 関心が高いなか、独自のビジネスモデルや高い収益力を背景とした大手銀行を 上回る信用力などが評価された。発行体の熱心なIR活動も順調な販売につな がったようだ。共同主幹事証券、投資家などが明らかにした。

銀行株:日本銀行の福井俊彦総裁は27日午後、豊中市内で講演し、 「1990年代以降、グローバル化、情報化が進行し、金融ビジネス革新の好機と も言えた時期に、日本の金融界が不良債権に縛られて前に進めなかった事実を 思い起こすと、バブルとその崩壊の歴史は2度と繰り返したくない、という気 持ちが強くなる」と語った。

角川グループホールディングス(9477):携帯電話最大手のNTTドコモ と業務・資本提携。角川が発行する40億円の新株をドコモが引き受けると同 時に、雑誌や映画などのコンテンツを携帯電話と融合させて事業拡大を目指す。

ダイドードリンコ(2590):2006年度第3四半期(1月20日―10月20 日)決算によると、本業のもうけを示す営業利益は前年同期比23%減の36億 円。売上高は1185億円と微増を確保したものの、販売費や一般管理費が増え たため、減益となった。純利益は同19%減の18億円。

カナモト(9678):06年10月期通期の連結業績予想を上方修正。純利益 は前期比4.9倍の17億円と従来予想と比べ約5億円増加したもようだ。地方 の景気回復の遅れや公共工事の減少が見込まれていたが、民需の取り込み、建 機レンタルの需要が好調に推移した。

インボイス(9448):06年9月中間期の連結純損益は47億円の赤字とな った。前年同期は400万円の黒字。売上高は前年同期比7.9%増の604億円。 経常損益は49億円の赤字に転落。前年同期は6億円の黒字だった。また、グ ループ会社がマンション分譲会社ダイナシティを子会社化することで合意した。

ピジョン(7956):中国や米国向けの育児用品販売事業が大幅伸長、国内 向けもリニュアール商品群の健闘により増収を維持、2-10月期(第3四半期 累計)決算は6.6%増収の25%経常増益となった。通期予想は維持、経常利益 は前期比23%増の22億円となる見込み。1株利益(EPS)は91円。

リロ・ホールディング(8876):07年3月通期業績予想は据え置き。連結経 常利益は前期比17%増の30億円となる見込み。社宅転勤留守宅管理事業の伸 びに加え、派遣会社向けサービスなども好調で、06年9月中間決算は32%増 収の74%経常増益で、今月20日公表の修正通りの内容となった。

日本製紙グループ本社(3893)、丸紅(8002):28日付の日本経済新聞朝刊に よると、両社は製紙世界最大手の米インターナショナルペーパー(IP)から ブラジルの植林・チップ生産会社「アムセル」(アパマ州)を共同買収する。 買収費用は約60億円になる見通し。アムセルは東京都23区の2倍強の面積に 相当する13万haの植林地を保有、海外植林プロジェクトとして過去最大規模 になるという。

AOKIホールディングス(8214):発行済み株式総数の2.6%に当たる 130万株、金額にして30億円を上限として自己株式の取得を行うと発表。取得 期間は29日から2007年3月16日まで。

テルモ(4543):発行済み株式総数の2%に当たる430万株、金額にして 200億円を上限として自己株式の取得を行うと発表。取得期間は28日から12 月28日まで。

タスコシステム(2709):店舗再生ファンド(東京都千代田区)、ルーベン スタインジェネラルパートナーズファンド有限責任事業組合に対し、計18億 円弱の第三者割当増資を行う、増資後の店舗再生の出資比率は18.14%になる 見通しで筆頭株主となる見込み。

ビックカメラ(3048):岡山県岡山市に初進出。岡山駅前に位置する店舗 用物件の賃貸契約を締結し、07年秋に営業開始予定。面積は約1万2000平方 メートルで、同社の立川店やラゾーナ川崎店とほぼ同様の規模。

岡三証券(8609):中国・上海市に駐在員事務所を12月4日付で開設。 同社はすでに香港の証券子会社が事業を展開しているが、この新しい事務所は 岡三証券にとって初の中国大陸の拠点となる。

みずほフィナンシャルグループ(8411):中核的自己資本(Tier1) 増強のため優先出資証券の発行を決議。資本政策での機動性確保と柔軟性向上 のために自己資本を厚くする狙いとしている。国内の大手機関投資家などを引 受先に私募形式で普通株式への転換権のない同証券を発行する予定。発行額は 未定。

イオン(8267):10月の連結営業収益は3972億円と、前期比10.1%に。 天候不順から、衣料を中心に総合スーパーが計画をやや下回ったものの、スー パーマーケットは堅調に推移。米タルボットは8月から10月の既存店売り上 げが2.3%増となるなど、専門店も含め、連結全体として年間見通しの範囲内 で推移しているという。