米投資家楽観度:11月は04年以来の最高、原油安が支援-UBS調査

スイスのUBSとギャラップ・オ ーガナイゼーションが実施した11月の月次調査によると、米金融市場に 対する投資家の楽観度はエネルギー価格の下落を背景に、2004年以来で 最高水準となった。

UBSが27日発表した11月のUBS・ギャラップ投資家楽観度指 数は93と、10月の79から上昇。11月の指数は1月と同水準で、04年 6月以来の最高。同指数は年初来最低だった8月以来、3カ月連続で上 昇している。

燃料コストに関する懸念は04年3月の同統計開始以来、最低水準と なった。エネルギー価格が投資環境に「強い」打撃を与えていると指摘 する投資家は11月には調査対象の54%と、10月の58%から減少した。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物相場は今月17日 には17カ月ぶりの安値を付けた。

UBSウェルス・マネジメント・リサーチ・アメリカズの責任者、 マイク・ライアン氏は、「投資家の資産が増えるなか、ガソリン価格の このところの安定が投資家の景気見通しに影響を与えていることは明ら かだ」と指摘。さらに、「株式相場の続伸も投資家の楽観をあおってい る」とした。

S&P500種株価指数は今月、6年ぶりに1400の水準を上抜けた。 一方、ダウ工業株30種平均は今月17日には1万2342.56ドルの過去最 高値に上昇した。

同調査によると、住宅市場に関する懸念が投資家の楽観を抑えた。 64%の投資家が、米不動産市場の状況は「まずまず」もしくは「軟調」 と指摘。これは10月時点の59%を上回った。

調査は任意に抽出した投資家800人を対象に、11月1-16日にかけ て実施。UBSとギャラップは貯蓄と投資1万ドル以上を持つ人を「投 資家」と定義している。

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