ヘッジファンド規制、欧州からの資金流出の原因に-マクリービー委員

欧州連合(EU)の行政執行機関、 欧州委員会のチャーリー・マクリービー委員(域内市場担当)は、欧州の ヘッジファンド業界について、富裕層の顧客と機関投資家向けの投資で規 制が導入された場合、大量の資金が同市場から流出する恐れがあると指摘 した。同委員は20日、エディンバラでのインタビューで述べた。

マクリービー委員は、欧州全域にわたって規制を導入することになれ ば、同業界は縮小し、資金が欧州大陸から規制の緩い地域へ流れる可能性 があると、「行き過ぎは、欧州市場からヘッジファンド資金の引き揚げに つながりかねない」と述べた。

規制当局者や政治家らは、ヘッジファンドが金融市場に与える影響が 強まっており、これが投資家に悪影響を及ぼすことを懸念している。英金 融取引グループのインターナショナル・フィナンシャル・サービシズ・ロ ンドン(IFSL)が今月初めに明らかにしたところによると、欧州で運 用されているヘッジファンド資産は4010億ドルで、このうちロンドンが 3170億ドルを占める。

マクリービー委員は、「一部の人はヘッジファンドに反感を抱き、徹 底的に規制したいようだ。私はそうではない。ヘッジファンドは、企業の 経営幹部にいつも注意を怠らないようにさせる非常に有益な株主集団だ」 と語った。

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