資源会社買収のピークはまだ先-フェルプスに続き、準大手に触手か

世界最大の金鉱を保有する米フリーポー ト・マクモラン・カッパー・アンド・ゴールドが銅生産大手フェルプス・ドッジ の買収計画(255億ドル=約3兆106億円)を発表したが、同買収は鉱業界の 一連の企業買収がまだ終わりそうにないことを示唆している。その背景には、高 値圏にある金属相場や新たな鉱山の不足が挙げられる。

ブルームバーグがまとめたデータによると、今年に入り最大975件の鉱山 会社によるM&A(買収・合併)が提案されており、その規模は1570億ドルを 上回る。昨年は計875件(940億ドル相当)のM&Aが行われた。

英シアター・アンド・グリーンウッドのアナリスト、マーティン・ポッツ 氏は、「鉱業セクター全体がかなりオープンになっており、同セクターでのM& A活動がピークを打ったとは考えていない。しばらくは継続するだろう」と語っ た。

同氏によると、銅・産金会社の加ファースト・クァンタム・ミネラルズや 鉱山大手の英アングロ・アメリカンといった「準大手」企業が買収対象になる可 能性がある。同氏は「良質な開発事業を手掛けている企業はどこでも、すぐに買 収されるだろう」と語った。

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