コンテンツにスキップする

今週の米トウモロコシ:下落か、10年ぶり高値で需要後退観測-調査

シカゴ商品取引所(CBOT)のトウモ ロコシ相場は過去4週間上昇していたが、今週は下落しそうだ。10年ぶりの高 値となったことにより、飼料やエタノール向け需要が後退し始めたことが要因。

ブルームバーグが17日にトレーダーや農業アドバイザー、穀物販売業者 26 人を対象に実施した調査では、16人がトウモロコシの売りを推奨した。トウモ ロコシ相場は先週、3.1%上昇した。米政府が、世界のトウモロコシがことし、 過去7年で6回目の不足となるとの見通しを示したことから、相場は過去1年 間で79%高騰している。大豆の売りを推奨したのは17人だった。

米国のトウモロコシが過去3番目の豊作となったにもかかわらず、季節的 な相場下落を見込んでいたアナリストや投機筋の予想に反してトウモロコシ相 場は高騰している。価格上昇により、米タイソン・フーズなど飼料メーカーが トウモロコシの購入量を減らす一方、農家は来年の作付けを増やすと予想され、 在庫が拡大する可能性がある。

プライムアグ・コンサルティング(ウィスコンシン州)の市場アナリスト、 チャド・ヘンダーソン氏は「相場が上昇すれば在庫や生産が増加することに市 場関係者は気付いていない」との見方を示した。

CBOTのトウモロコシ先物相場3月限は先週、11セント上昇し、17日終 値は1ブッシェル当たり3.705ドル。週間ベースでは過去9週間で8回目の上 昇となった。夏季の猛暑と乾燥した気候の影響により米中西部の生産地が予想 を上回る被害を受けたとの観測などから、8日には3.8175ドルと、10年ぶり の高値に達した。

また、大豆相場1月限は先週、2セント(0.3%)下落し、1ブッシェル 当たり6.605ドルとなった。8日には6.8325ドルと、中心限月としては 2005 年8月以来の高値となった。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE