インテリジ株が3連騰、人材紹介好調で業績は強含み-W底確認近づく

人材サービス中堅、インテリジェンスの株価 が3日続伸。主力の人材紹介事業が好調な上、外部環境の良好との見方から、業 績上振れに期待感が高まっている一時1万6000円(6.2%)高の27万4000円ま で上昇し、10月24日以来の27万円台を回復

ローソク日足チャートを見ると、9月27日に年初来安値19万8000円を付けた 後、短期反発して10月6日に再度20万7000円に下落。ここから上昇基調に入っ て10月19日に27万8000円まで戻している。この水準を上抜けた場合、9月と 10月の安値で相場の底値シグナルとされる「ダブル底」が明確に形成されること になり、投資家心理の好転も見込まれる。

UBS証券の武田純人アナリストは15日付のリポートで、「積極的投資分野 と位置付ける人材紹介事業とメディア事業がともに好調。外部環境は良好、それ を売上化する体制も整ってきたと判断する」と指摘した。

同証では、投資判断「BUY2(買い)」を継続。さらに、「人材セクターにおけ る将来のコアストック候補であるとの評価は変わらず、中長期の投資対象として 推奨する」(武田氏)とした。

インテリジェンスが15日に発表した2006年9月通期連結決算によると、本 業のもうけを示す営業利益は前期比69%増の44億円と大幅な伸びを示した。内訳 をみると、人材紹介事業が同44%増の53億円、メディア事業が同3.2倍の11億 円、派遣・アウトソーシング事業が同55%増の17億円などとなった。

有線放送国内最大手USENの連結子会社となったことに伴い、決算期は9月 2月に変更となる。このため、今期決算は07年2月までの5カ月間の変則決算と なる。UBS証は連結売上高358億5000万円(インテリジェンスは340億円)、 営業利益が16億円(同14億円)、経常利益が15億円(同13億1000万円)、純 利益が8億3000万円(同7億円)といずれも会社予想を上回ると見込む。