欧州証取の株価が軒並み安-金融機関の株電子取引システム計画を嫌気

ロンドン証券取引所(LSE)など欧州 の証券取引所の株価が15日、軒並み下落した。金融機関が独自で株式の電子 取引システムを設立すると発表したことや、ドイツ取引所がユーロネクスト買 収案を撤回したのが背景にある。

シティグループやゴールドマン・サックス・グループなど7社が2007年 に電子取引システムを導入すると発表したのを受け、収入減少が懸念されたL SEは、前日比5.7%安の1234ペンスと、過去約半年で最大の下げを演じた。

ラボ・セキュリティーズのアナリスト、トーマス・ナグテガル氏は、「売 買高の50%近くを占める金融機関による取り組みが発表され、競争懸念が浮 上した」と指摘。「ドイツ取引所による買収提案の撤回は、法制度や規制面の 問題が引き続き大きな障害であることが示された。再編は人々が考えるほど単 純ではない」と語った。

欧州最大の証取であるドイツ取引所の株価は6.01ユーロ(4.6%)安の

124.99ユーロと、過去5カ月で最大の下げ。ユーロネクストの株価は4.8ユ ーロ(5.4%)安の85ユーロで、下落率は8月10日以来最大。