東燃ゼネ:06年1-9月期純益は4.7倍-通期270億円に上方修正

石油メジャー(国際石油資本)、米エクソン モービル傘下の東燃ゼネラル石油は14日、2006年1-9月期の連結純利益が前年 同期比4.7倍の279億円になったと発表した。8月以降の原油価格下落により、前 年と比べて原油コストを石油製品価格に転嫁できたことなどが寄与した。このため 06年12月通期の純利益見通しを、従来予想の160億円から270億円(前期比2 倍)へ大幅に引き上げた。

2006年1-9月期の連結売上高は前年同期比10%増の2兆2895億円、営業利 益は同9.4倍の404億円、経常利益は同6.4倍の459億円。同社は原油コストを積 荷時点で計上しているため、前年同期は積荷価格の高騰を国内販売価格に十分転嫁 できず、490億円のコスト圧縮要因となっていた。一方、今年は積荷価格の値下げ により、コスト圧縮要因が130億円まで圧縮されたため、純利益の大幅な増益とな った。

2006年12月通期の業績予想については、8月以降の原油価格下落による単価 下落により連結売上高見通しを3兆1760億円から3兆1400億円(前期比10% 増)に下方修正したが、採算改善により、営業利益は210億円から390億円(同 95%増)、経常利益は270億円から450億円(同97%増)へそれぞれ引き上げた。

ブルームバーグ・データによると、アジア原油の指標とされるドバイ産原油の 06年1-9月期平均価格はバレル当たり62.93ドル(前年同期は48.35ドル)、 同期間の為替相場は1ドル=115.82円(同107.80円)。

東燃ゼネラル石油の株価終値は前日比3円(0.3%)安の1127円。