原油相場は年内に10%上昇か、OPEC減産と需要回復で-リーマン

米証券4位リーマン・ブラザーズのエネル ギー担当チーフエコノミスト、エドワード・モース氏は、原油相場が年内に 10%上昇するとの見通しを示した。石油輸出国機構(OPEC)が減産を押し 進める一方、製油所の定期修理が終了し石油精製会社の原油需要が回復するた めとしている。

モース氏は「韓国石油・ガス会議」に出席するため滞在しているソウルで インタビューに答え、原油相場が第4四半期(10-12月)に1バレル当たり最 大66ドルと、現在の約59ドルから上昇するとの見方を示した。また、2007年 の相場平均は前年比で1バレル当たり最大8ドル上昇するとみている。06年の 年初来平均は67.10ドルとなっている。

モース氏は、OPECが減産を予想以上に厳格に実施するとみている。石 油精製会社が冬季に備えた定期修理のため製油所の稼働を停止し、原油在庫が 増加したことから、原油相場は過去最高値である78.40ドルに達した7月14 日以降、24%下落している。

モース氏は「OPEC加盟国は結果的に減産を後悔することになるかもし れない」と指摘。「製油所の原油需要の拡大と在庫の急減により原油相場は予 想以上に上昇する可能性がある」との見方を示した。

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