アジア勢シェア低下、05年以来初、GMとフォード反撃-米販売(2)

大手自動車メーカーが1日発表した米自動車 販売統計によると、日本と韓国の自動車メーカーの10月の販売台数は、トヨタ 自動車の健闘により前年同月比で増加したものの、米ゼネラル・モーターズ(G M)とフォード・モーターの回復を受け、アジア勢の市場シェアは低下した。

トヨタの販売台数は前年同月比9.2%増と、1年5カ月連続で増加した。ア ジア勢を合わせた販売台数は3.6%増となったものの、市場シェアは0.9ポイン ト低下の39.1%と、2005年7月以来で初めて低下した。

自動車業界データサービス会社エドモンズ・ドット・コムのアナリスト、 ジェシー・トプラック氏は、「トヨタの販売台数は予想を若干下回った。また、 米国勢は前年同月が弱かったことから、伸びが大きくなった」と述べた。同氏 は、「依然として、トヨタの米販売が2007年半ばにフォードを抜くと予想して いる」と付け加えた。

GMとフォードはそれぞれ、前年同月比17%と8.1%増と、大きく伸びた。 両社の前年同月販売台数は、従業員並み値引きキャンペーンの終了で落ち込ん でいた。

トヨタ以外のアジア勢は、ホンダが0.2%減、日産自動車が3.9%増、韓国 のヒュンダイモーターカンパニー(現代自動車)が3.6%増と、米国勢の高い伸 びに及ばなかった。

調査会社オートデータによると、業界全体では前年同月比6.1%増の122 万台だった。

オートデータによると、トヨタの市場シェアは15.5%となり、前年同月に 比べ0.4ポイント上昇した。