東芝:通期純利益予想を1100億円に上方修正-社会インフラ好調で

東芝が31日、07年3月期の連結純利益予想 前期比41%増の1100億円に上方修正した。従来予想は900億円を見込んでいた。 社会インフラ部門の利益が想定を上回り、関連会社の東芝セラミックス株式売却益 を特別利益に計上することが要因。

売上高は前期比6.4%増の6兆7500億円(6兆6000億円)、営業利益は同 12%増の2700億円(同2650億円)とそれぞれ増額修正した。為替の想定レートは 1ドル=115円、1ユーロ=145円としている。

社会インフラ部門が前期比4.7%増収で、営業利益が24%増の950億円と好調 を予想。家庭電器部門は規模は小さいが6.2%増収、営業益3.7倍の100億円と伸 びる見込み。電子デバイス部門は12%増収、営業益が5.4%増益の見通し。ただ、 テレビ、パソコンなどのデジタルプロダクツ部門は不振で、8.4%増収の見込みな がら、28%減の150億円と減益を見込む。

同時に発表した9月中間期連結決算は、純利益が前年同期比2.7倍の388億円 となった。電力システム関連事業を中心に、社会インフラ部門の利益が想定を上回 ったことなどが主因。円安による為替差益や、子会社の株式売却で生じた固定資産 の売却益など特別利益の計上も寄与した。売上高は同9.0%増の3兆1620億円、 営業利益は同27%増の652億円だった。

東芝の28日終値は、前日比3円(0.4%)安の740円。

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