日興コーデ:7-9月期純利益68%減の100億円-法人部門が赤字に(4)

日興コーディアルグループが26日発表し た2007年3月期第2四半期(7-9月)連結業績によると、純利益は前年同 期比68%減の100億円となった。トレーディング益の減少などで法人部門が初 の赤字となったほか、個人投資家の低調な売買で株式委託手数料が落ち込んだ ことが響いた。中間期の純利益は同48%減の227億円だった。

7-9月期の営業収益は前年同期比3.4%増の1180億円にとどまった。委 託手数料が同31%減の148億円となり、トレーディング益は同49%減の102 億円と大きく減少した。一方、引き受け・売り出し手数料は同17%増の99億 円、募集・売り出し手数料は同6.7%増の162億円だった。

法人部門である日興シティグループ証券はトレーディング損益の減少に加 え、人員やシステム増強の費用負担も重なり、この四半期は13億円の最終損 失と1999年の創業以来初の赤字に転落した。同社は日興コーディアルグルー プと米シティグループの合弁会社。

森田收・取締役財務部門執行役は発表会見で「先行投資による費用の増加 を補えなかったが、株主資本利益率(ROE)10%の目標に向けた着実な決算 だった」と述べ、下期は大型の株式引受などで収益が回復するとの見通しを示 した。

第一勧業アセットマネジメントの有村秀夫シニアファンドマネージャーは 「証券市場の低迷は分かりきっていた話で業績が悪かったのは驚くような話で はない。第1四半期は投資信託販売が好調で受入手数料を伸ばしたが、第2四 半期は鳴かず飛ばずだった」と指摘した。

第2四半期の配当金は1株当たり6円。第1四半期と合わせた中間期の配 当は12円となる。前中間期は20円だった。

ブルームバーグ・データによれば、7-9月期の企業の合併・買収(M& A)での財務アドバイザー(FA)ランキングでは日興シティグループ証券が 首位となった。株式関連引き受けランキングでは野村証券に次いで日興シティ グループ証券が2位だった。

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