上海の銅先物:3日続落-中国経済の鈍化観測で需要後退懸念高まる

25日の上海銅先物相場は3日続落。中国の 経済成長が鈍化し、銅需要が後退するとの懸念が高まった。

中国国家発展改革委員会傘下のマクロ経済研究院は同日発表した報告書で、 中国の経済成長率が2007年に10%を下回る可能性があるとの見方を示した。中 国の06年第3四半期(7―9月)国内総生産(GDP)伸び率は前年同期比

10.4%と、1年ぶりの成長鈍化となった。第2四半期(4-6月)は、過去10 年余りで最高の11.3%だった。

上海大陸フューチャーズのトレーダー、李迅氏は25日のインタビューで 「07年に中国経済が鈍化するとのコンセンサスが新たに形成されつつあり、こ のことが銅相場を圧迫している」と指摘。「投資ファンドは一層慎重な姿勢を示 しており、買いを中断したり売りポジションに切り替えたりしている」との見方 を示した。

上海先物取引所の銅先物相場12月限は、前日比最大520元(0.7%)安の1 トン当たり7万280元。上海時間午前10時48分現在、7万500元で取引されて いる。

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