米グーグル7-9月期:純利益ほぼ2倍-株価上昇、一時6.6%高

インターネット検索サイト運営の米グー グルが19日発表した2006年7-9月(第3四半期)決算は、広告販売が増え、 純利益が前年同期のほぼ2倍に増えた。株価は時間外取引で一時、6.6%上昇し た。

純利益は7億3340万ドル(1株当たり2.36ドル)と、前年同期の3億 8120万ドル(同1.32ドル)から増加。売上高は前年同期比70%増の26億 9000万ドルだった。広告を他のサイトに掲載するコストを差し引いた売上高は 18億6000万ドルとなり、ジェフリーズのアナリスト、ユーセフ・スクワリ氏 の予想(18億ドル)を上回った。

エリック・シュミット最高経営責任者(CEO)はコストを抑える一方で検 索1件当たりの収入を増やし、利益を押し上げた。同社はオンライン広告市場で のリードをさらに伸ばしている。調査会社コムスコア・ネットワークスによると、 同社の米国での検索シェアは8月に44%と、前年同月の37%から増えていた。 シュミットCEOは動画広告の分野へも進出を目指し、動画共有サイトの米ユー チューブを16億5000万ドル(約1950億円)で買収することで先週合意した。

パイパー・ジャフレーのアナリスト、サファ・ラシュチー氏は「グーグルは まだまだ打つ手を持っている」として、「この四半期の結果は大いに投資家を安 心させるだろう」と話した。

一部項目を除いたベースの1株利益は2.62ドル。スクワリ氏は2.56ドル を予想していた。調査会社トムソン・ファイナンシャルがまとめたアナリスト 28人の予想平均では、1株利益2.42ドル、売上高18億1000万ドルが見込 まれていた。

決算は通常取引終了後に発表された。株価は時間外取引で一時、28.02ド ル高の454.08ドルとなった。通常取引終値は前日比6.75ドル(1.6%)高の

426.06ドル。

グーグルは同社方針に基づき、業績見通しは示さない。利益をアナリスト予 想に合わせようとすることを避けるためとしている。

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