首相:対北で日米同盟強化を確認-イラン制裁で米支持-補佐官

安倍晋三首相は19日午前、訪日中のライ ス米国務長官と官邸で約40分にわたり会談した。このなかで、安倍首相は北 朝鮮核実験問題で日米両国が同盟関係を強化し、対処していくことを確認した。 また、ライス長官はイランの核開発疑惑に関する国連安保理での制裁論議で日 本が米国を支持するよう要請。これに対し安倍首相は前向きに対処する考えを 表明した。世耕弘成首相補佐官(広報担当)が官邸で記者団に説明した。

同補佐官によれば、北朝鮮問題では、北朝鮮の挑戦的な行為に対応しミサ イル防衛を含め日米同盟を強化することや、米軍再編のスムーズな進行に努力 したいと、安倍首相が見解を表明した。これに対しライス長官は日米同盟には 北朝鮮の挑戦に応える能力が十分あると指摘。そのうえで、日米が強い同盟を 持ちさらに近代化しより強化していくことが、今回の事態に対応する基盤にな る、と語った。

またイラン問題では、これから国連安保理で制裁の検討が行われることに なるが、日本は支持してくれるものと理解すると、ライス長官が表明。さらに 安保理決議に加えて国際金融の分野でもイランへの締め付けを行い、イランが 北朝鮮のように進まないようにすることが重要だと指摘した。これに対し、安 倍首相は日本にとってイランは石油の主要供給国としながらも、核開発をやめ させる取り組みに影響するものではないとの考えを示し、米国と対応を協議し たいと答えた。

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