OPEC、19日に原油価格と減産で協議―事務局長代行(3)

石油輸出国機構(OPEC)は19日にカタ ールで会合を開き、原油価格の下落と減産提案について協議する。OPECの モハメド・バルキンド事務局長代行が15日、明らかにした。

バルキンド事務局長代行はサウジアラビアから電話取材に応じ、「OPEC の閣僚は、原油市場の状況と価格回復に向けてOPECが取るべき行動に関す る協議を継続するため会談する」と語った。

19日にカタールのドーハで予定されていたOPEC会合は中止されたとA P通信が報じていたが、バルキンド事務局長はこの報道を否定した。OPEC は実際の生産量または生産枠から日量100万バレルを減産する提案について、 まだ結論を出していない。

会合が開催されるカタールのアティーヤ・エネルギー・産業相は、国営カ タール通信を通じて声明を発表し、OPECがドーハで19日に会談することを 確認。OPECが実際の生産量から日量100万バレル減産する提案について協 議するとし、「OPEC加盟国閣僚が全会一致でこの減産に合意しても驚きでは ない」との見解を示した。同相はさらに、1985年、97年のような価格低迷を回 避するため、OPECは生産量の面で予防的措置を試みていると述べた。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)では13日、原油先物価格(11月限) が前日比71セント(1.2%)高の58.57ドルで終了。12日には57.22ドルと、 昨年12月19日以来の安値を付けた。先週は2%下落した。

スタンダード銀行(ドバイ)のエネルギー責任者、ピーター・ハインツゼ ルマン氏は、「現時点では、市場はOPECに懐疑的だと思う」と述べ、「重要 な減産を順守できるかどうかだ」と語った。

ブルームバーグ・データによると、先月のOPEC加盟10カ国(イラクを 除く)の生産量は日量2760万バレルだった。公式生産枠(同)は同2800万バ レル。

ベネズエラのラミレス・エネルギー・鉱業相は13日、国営テレビとのイン タビューで、OPECが日量100万バレルの減産に合意しているが、実際の生 産量からの減産か、生産枠からの減産とするのかを決定していないと述べてい た。

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