野村HDが提訴される公算も-独WestLBの英ボックスへの融資

野村ホールディングスは、英家電レンタル 会社ボックス・クレバーが受けた融資をめぐり提訴される可能性がある。

野村の代理人は13日、ロンドンの高等裁判所で、2000年にボックスに8 億6000万ポンド(約1900億円)の融資を提供したドイツのWestLBが、 この融資において野村が注意義務を怠ったと主張していると証言した。Wes tLBが提訴に踏み切れば、野村はボックスを以前所有していた英テレビ番組 制作のグラナダを相手取り、賠償金を求める訴えを起こす公算があるという。

ボックスは野村子会社とグラナダのテレビレンタル事業と合併したが、W estLBのボックスへの融資をきっかけに、WestLBが投資の大半を減 損処理したことで、独金融監督当局が調査に乗り出した。

野村の代理人、リチャード・ハンディサイド弁護士は高裁で、WestL Bは正式には野村についての申し立てはしておらず、法的措置を求める公算は 小さいと述べた。同弁護士によれば、両社はこれまで訴訟を控えることで合意 してきた。

ハンディサイド弁護士は、野村がグラナダに対する手続きを開始した場合、 WestLBとの合意を打ち切る必要性が出てくるかもしれないとしている。 英メディア企業カートン・コミュニケーションズと2004年に合併したグラナダ の代理人は、野村による法的措置には対抗する可能性が高いと証言した。

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