米トウモロコシ:2年ぶり高値-生産高予想引き下げと世界の在庫減で

シカゴ商品取引所(CBOT)のトウモロ コシ相場は12日、2年ぶりの高値に達した。米農務省(USDA)が、今年の 生産高見通しを市場の予想に反して引き下げるとともに、世界のトウモロコシ 在庫が過去22年間で最低水準になるとの見方を示したことが要因。

USDAによると、米国の今年のトウモロコシ生産高は109億500万ブッシ ェルと、前年の生産高と9月時点の予想をともに1.9%下回るとみられる。米国 は世界最大のトウモロコシ生産国。また、世界のトウモロコシ在庫は1984年以 来の低水準となる見込み。

アグリビザー・サービシズ(イリノイ州)の市場アナリスト、デール・ダー クホルツ氏は「米国産トウモロコシの生産高が予想を下回ると予想される上に、 供給は世界的に極めてひっ迫している」と指摘。「来年、気候面で何らかの問題が 発生しても在庫の余裕はない」との見方を示した。

トウモロコシ先物相場12月限は、前日比14.25セント(5%)高の1ブッ シェル当たり2.9825ドルとなった。一時は、値幅制限いっぱいの20セント上昇 して3.04ドルと、2004年6月10日以来の高値に達した。エタノール生産業者の 需要が拡大していることから、トウモロコシ相場は過去1年間で45%上昇して いる。

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