上海銅:続落-コデルコの労働者が賃金交渉で合意、供給懸念が後退

11日の上海銅先物相場は続落。世界最大 の銅生産会社、チリ銅公社(コデルコ)のチリ中央部にあるアンディナ部門での ストライキが回避されたことから、供給懸念が後退した。

コデルコは10日、チリの証券規制当局に提出した文書で、アンディナ部門 の労働者が、インフレ率を3%上回る賃上げと、640万ペソ(約140万円)の 賞与を支払うとする会社側の提案を受け入れたことを明らかにした。同部門はコ デルコの銅生産の14%を占める。コデルコによると、同社最大のチュキカマタ 部門でも年内に賃金交渉が行われる予定。

邁科フューチャーズのトレーダー、薛峰氏(上海在勤)は11日の電話イン タビューで「大手銅生産会社は既に賃上げを実施しているため、年内にさらに銅 供給が停止する可能性は低い」と指摘。「大手生産会社が労働者との賃金交渉で 合意に達したことにより、投資家の間でも供給停止の可能性に対する懸念は後退 している」との見方を示した。

上海先物取引所の銅先物相場11月限は、前日比最大340元(0.5%)安の 1トン当たり6万9660元。上海時間午前10時12分現在、6万9830元で取 引されている。

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