米アルコア7-9月:86%増益、アナリスト予想に届かず株価下落

アルミニウムメーカー最大手の米アル コアが10日発表した2006年7-9月(第3四半期)決算は、前年同期比 86%増益となった。利益がアナリスト予想に届かず、株価は時間外取引で下落 した。

純利益は5億3700万ドル(1株当たり61セント)と、前年同期の2億 8900万ドル(同33セント)から増えた。調査会社トムソン・ファイナンシ ャルがまとめたアナリスト16人の予想平均は1株当たり78セントだった。 売上高は前年同期比19%増の76億3000万ドル。

アルミニウム価格は同四半期中に37%上昇し、少なくとも19年で最高に 達した。アレイン・ベルダ最高経営責任者(CEO)は中間製品のアルミナ生 産拡大や燃料コストの低い地域での精錬所建設などを進めている。

BMOセキュリティーズ(トロント)のアナリスト、ビクター・ラザロビ チ氏は「利益の数字は予想よりも相当低かった」と話した。

決算は通常取引終了後に発表された。株価は時間外取引で一時、2.68ド ル安の25.61ドルを付けた。通常取引終値は前日比30セント(1.1%)高の

28.29ドル。

アルミニウム事業の営業利益は前年同期比2倍強の3億4600万ドルとな った。平均販売価格は1トン当たり2620ドルと、前年同期の1963ドルから 上昇した。中間製品のアルミナ事業の営業利益は74%増の2億7100万ドル。

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