グリーンスパン前FRB議長:米住宅販売の落ち込み「劇的に鈍化」へ

グリーンスパン前米連邦準備制度理事会 (FRB)議長は、今年に入り落ち込みが顕著な米住宅市場について、減速の度 合いは「劇的に鈍化する」との見通しを示した。前議長は米保険エージェント・ ブローカー協会(CIAB)がウェストバージニア州で主催した講演で語った。

保険業界のトップ陣らを前に講演したグリーンスパン前議長は、住宅ローン の申請件数を引用し、「経済指標すべてが低下するわけではないとの兆しが見え 始めている」と述べた。

グリーンスパン氏は、今年1月に18年間務めたFRB議長を退任、現在は 講演や執筆活動に従事している。今回の講演では、10月6日の講演で述べた住 宅不振の最悪局面は過ぎ去っただろうとの見方を繰り返した。

前議長は、「金利はまだかなり低い。これまで起きていたのは、価格が非常 に上昇したために、だれも買うことができなかったということだ」と語った。

グリーンスパン氏の後任、バーナンキ現議長は先週、米住宅市場は「目に見 える調整局面」にあると指摘、今年下半期の経済成長率を約1%押し下げ、来年 も景気の足を引っ張るとの見通しを示した。

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