米サーベラスがデルファイに出資も、アパルーザと連携か-関係者

米投資会社サーベラス・キャピタル・マネジ メントは、経営再建中の米自動車部品メーカー、デルファイに投資する可能性が あることが、交渉に詳しい複数の関係者の話で6日までに明らかになった。サー ベラスはデルファイの元親会社、ゼネラル・モーターズ(GM)の金融部門の株 式を一部買収している。

5人の関係者が匿名を条件に明らかにしたところによると、サーベラスはデ ルファイに出資しているアパルーザ・マネジメント社率いる投資家グループに参 加する可能性がある。サーベラス幹部は労働組合幹部と先月会談し、買収提案の 際に支持するよう要請していたという。

サーベラスがデルファイに関心を寄せる背景には、米資産家ウィルバー・ロ ス氏が率いるWLロスや、カール・アイカーン氏が率いるアイカーン・マネジメ ントが、経営難の企業に投資して経営再建後に持ち分を売却し、利益を得ようと していることがある。

CSMワールドワイドの自動車アナリスト、ジム・ジレット氏は、「良い企業 である必要はなく、過小評価されていればいい」と述べ、「業界の再編が進むなか で、途方もないほど多くのチャンスがある」と指摘した。

投資家デービッド・テッパー氏率いるアパルーザはデルファイ株9.3%を保 有している。テッパー氏はデルファイが昨年10月に破産申請してから4日後にデ ルファイ株を取得していた。

関係者によると、サーベラスの投資の種類は、デルファイの経営再編の仕組 みに左右されるため、まだ決まっていない。株式や債券の保有者に対して、割引 価格で新株を割り当てる形式となる可能性もあるという。

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