豪ハンター・ホール:社会的責任ファンドで抜群の実績-韓国に投資

オーストラリアの資産運用会社、ハンター・ ホール・インターナショナルのピーター・ホール会長(45)は、子供向け図書 出版のウンジン・シンクビッグなど韓国企業への投資を通じ、社会的責任を果 たしている企業を対象としたファンドの運用で抜群の成績を収めている。

ホール会長は「われわれは一般的によく知られた割高な大企業へは投資し ない。目立たない企業に投資する傾向があるが、それが割安な株式を見つける 唯一の方法だ」と話す。

ホール会長が世界中の株式を対象に運用する「バリュー・グロース・トラ スト」は運用資産が10億2000万豪ドル(約900億円)。ブルームバーグがま とめた1億米ドル(約117億円)以上の資産があるいわゆる社会的責任ファン ド、77本の中では、2位の運用成績となっている。同じく同会長が運用する豪 州とニュージーランド以外の市場を対象とした「グローバル・エチカル・トラ スト」(運用資産3億4400万豪ドル)は3位だ。

バリュー・グロースは約6年間で、運用資産をほぼ10倍とした。ここ1年 間のリターン(投資収益率)はバリュー・グロースがプラス29%、グローバル・ エチカルはプラス28%。どちらのファンドもウンジンのほか、せっけんメーカ ーの英PZカッソンズに投資している。モルガン・スタンレー・キャピタル・ インターナショナル(MSCI)の世界指数は、配当再投資分も含め、プラス 16%。

社会的責任ファンドは一般的に、たばこメーカーやカジノ企業、環境に悪 影響を及ぼす企業など、人間にとって有害と見なされる業界への投資を回避す る。

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