OPEC:サウジやリビアなど一部加盟国が減産を検討-ダウコル議長

石油輸出国機構(OPEC)のダウコル議 長(ナイジェリア石油担当相)は5日、サウジアラビア、リビア、アルジェリア を含むOPECの一部加盟国が原油相場押し上げを目的に、減産を検討している と述べた。同議長は、ナイジェリアの首都アブジャからブルームバーグの電話取 材に応じた。

ダウコル議長はクウェートとイランも減産の可能性があると述べた上で、O PEC加盟国間での正式な減産合意はないと続けた。

同議長は、「OPEC全加盟国で一致しているのは、市場が非常に軟調だと いう点だ。事実、相場は急落している」と語った。

ロイター通信によると、ダウコル議長は3日、加盟国に対し、12月に開催 予定のOPEC総会前に減産に踏み切るよう促した。ニューヨークの原油相場は 7月14日に最高値のバレル当たり78.40ドルを記録して以来、23%下落した。 背景には石油在庫の積み上がりのほか、国連による対イラン制裁の懸念緩和が挙 げられる。

アルジェリアの国営通信は5日、匿名の関係者を引用し、OPECが10月 18日から2日間の予定で、減産を協議するための緊急会議を開催すると報じた。 これに対しダウコル議長は、緊急会議開催の可能性を否定しなかった。ただ、加 盟国と減産に踏み切る場合の規模や時期について話し合いを進めていると語った。

ベネズエラとナイジェリアは先月29日、両国で計17万バレルを自主的に減 産すると発表した。

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