官房副長官:日中・日韓会談は調整中-次期国連事務総長はアジアから

下村博文官房副長官は3日午前の閣議後の記 者会見で、8日に北京で行う方向で調整している安倍晋三首相と中国の胡錦濤 国家主席の会談について、「日中首脳の問題は、お互いに早期に行うということ について努力しているところだ。日本側は常に扉をオープンにしている。その 実現に向けて双方で努力中だ。現段階では何も決まっていない」と述べ、最終 決定には至っていないことを明らかにした。

また日中首脳会談の前後で行う方向で調整している安倍首相と韓国の盧武 鉉(ノ・ムヒョン)大統領の首脳会談について、「日程調整中なので現時点では 特に何も決まっていない。決定した段階で発表したい」と語り、決まり次第発 表する方針を示した。

下村氏はまた、アナン国連事務総長の任期満了に伴う次期事務総長選(最 終投票10月9日)について、「日本政府としても次の事務総長はアジアから選 出すべきとの立場だ」と述べるにとどめた。日本政府として韓国の潘基文(バ ン・キムン)外交通商相を支持しない可能性はあるのか、との問いには、「今の 段階ではまだコメントできる状況ではない」と回答を避けた。安倍首相が初の 日韓首脳会談で支持を表明するとの観測もある。

国連安全保障理事会は2日、次期事務総長を決める4回目で最後の予備投 票を実施し、常任理事国5カ国すべてが潘外交通商相(62)を支持した。アナ ン事務総長は5年間の任期を満了し12月31日に退任、新事務総長は翌1月1 日に就任する。

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