ソニー製電池のリコール拡大-レノボとIBMは52.6万個を回収(2)

ソニーは28日、世界的にリチウムイオン 電池のリコール(回収・無償交換)を増やすことを明らかにした。中国のレノ ボ・グループ(聯想集団)と米IBMが同日、発火の危険性を理由にリコール を発表したのを受けた措置。

レノボとIBMはこの日、ノート型パソコン「シンクパッド」に搭載され たソニー製のリチウムイオン電池52万6000個をリコールした。そのうち米国 での回収は16万8500個。アップルコンピュータとデルも先月、ソニー製電池 について同様の措置を講じている。

ソニー製電池のリコールはこの日の発表を含めて合計600万個余り。レノ ボは、約2週間前にロサンゼルス国際空港で発生したシンクパッドが発火した 問題を受けて今回の措置に踏み切ったという。エンドポイント・テクノロジー ズのアナリスト、ロジャー・ケイ氏は、今回のリコールはソニーの顧客よりも ソニーの評判に大きな影響があると指摘する。

ケイ氏は、「レノボは今回のリコールでは、加害者というより犠牲者とし て受け止められている」と述べ、「デルのリコールが最初に報じられたとき、 問題はデルにあるのか、それともソニーにあるのか、一般の間では判断しにく い状況だった」と語った。同氏はソニーが最終的に、最高1000万個をリコー ルすることになると予想した。

ソニーの広報担当者、ジョン・ドラック氏は世界全体で何個の製品に影響 するのかについては言及を控え、この日発表のリコールに関係する他のメーカ ー名も明らかにしなかった。同社は米国消費者製品安全委員会(CPSC)と 対応を協議しており、近く詳細案を発表すると説明した。

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