ウォール街の大手証券会社、大口取引システムを設立へ―コスト低減で

シティグループやゴールドマン・サックス・ グループなど大手金融機関6社は27日、株式の「ブロック・トレード(大口取 引)」用電子システムを設立する計画を明らかにした。証券取引所に対応し、コ スト低減を図る。

6社の発表資料によると、新システム「ブロック・インタレスト・ディス カバリー・システム(BIDS)は、ほかのブローカーや機関投資家顧客も利 用できる。BIDSにはシティとゴールドマンのほか、メリルリンチとリーマ ン・ブラザーズ・ホールディングス、モルガン・スタンレー、UBSが参加し ている。合意条件は開示していない。

ウォール街の大手証券会社は、取引スピードの向上やコスト削減などを目 指し、シカゴ証券取引所などの地方市場に出資しており、今回のトレーディン グシステム創設は、ニューヨーク証券取引所やナスダック・ストック・マーケ ットへの対抗策の一環。

発表資料によると、6社は「取引の意向をあらかじめ明かすことなく適切 な取引相手を探すというブロック・トレーダーが昔から抱える難題」を解決す ることを目標としている。BIDSは、トレーダーが匿名で大口取引を交渉し、 注文を合致させて自動的に取引を完了することを支援する。

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