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米ヘネシー・ファンド:「ダウの負け犬」に投資、収益ランキング首位

「ダウの負け犬」と呼ばれる投資手法で資 産を運用するニール・ヘネシー氏(50)の投資ファンドが、市場平均を上回る高 いリターンをあげている。「ダウの負け犬」は、ダウ工業株30種平均のなかで も配当利回りの高い割安銘柄に投資する手法で、同氏のファンドは製薬大手のメ ルクや電話大手のAT&T、自動車のゼネラル・モーターズ(GM)などに投資 している。

同氏が運用するヘネシー・トータル・リターン・ファンド(運用額1億400 万ドル)は、ダウ平均採用銘柄のうち、高い配当を出しているにもかかわらず過 去1年間での株価下落率が最も高い企業10社の株を保有している。同ファンド の保有する銘柄のうち、メルクとAT&Tの株価は過去1年間に38%以上上昇。 またGMの株価は、2004-2005年にかけて58%下落したが、今年に入り68%上 昇した。

米カリフォルニア州でヘネシー・アドバイザーズ(運用額21億ドル)の社 長を務めるヘネシー氏は、ブルームバーグの取材に応じ、「これは退屈な投資手 法だが、長期間継続することにより利益を生む」と語った。

ヘネシー・トータル・リターン・ファンドの過去1年間のリターンは18% で、ブルームバーグが調査している大型バリューファンド126本のなかでトップ に踊り出た。一方、同期間のダウ平均の上昇率は13%。大型株バリューファン ドの平均投資利益は同4.9%だった。

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