上海・ロンドン銅先物:下落-8月の米住宅着工件数減で需要後退懸念

銅相場は20日、ロンドンと上海でともに下 落している。米商務省が19日発表した8月の住宅着工件数(季節調整済み、年 率換算)が3年ぶりの低水準まで落ち込み、景気拡大の鈍化と銅需要後退の可能 性が示唆されたことが要因。

8月の米住宅着工件数は前月比6%減の166万5000戸と、エコノミスト予 想を下回った。米国の一般的な住宅には約400ポンドの銅が使用されている。米 国は中国に次ぐ世界2位の銅消費国。

大陸フューチャーズのトレーダー、王崢氏(上海在勤)は、20日の電話イ ンタビューで「米国では不動産市場が経済を主に下支えしてきたため、成長のモ メンタム(勢い)が衰えつつあるとの懸念が高まっている」と指摘。「経済成長 の鈍化を背景にヘッジファンドなど投資家による銅の売りが加速する可能性があ る」との見方を示した。

上海先物取引所の銅先物相場11月限は、前日比最大1820元(2.6%)安の 1トン当たり6万9150元となった。上海時間午前10時2分現在、6万9150元 で取引されている。

ロンドン金属取引所の銅先物相場(3カ月物)は、上海時間午前10時2分 現在、前日比120ドル(1.6%)安の1トン当たり7375ドル。

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