ホンダ、中国広州市に新工場開設-トヨタ・日産への優位維持狙う(2)

日本3位の自動車メーカー、ホンダは19日、 中国南東部・広州市に新工場を開設したと発表した。トヨタ自動車や日産自動車 に対する同国市場での優位維持を目指す。

新工場の生産能力は年間12万台。ホンダと広州汽車集団の合弁会社、広州 本田汽車が新工場に22億元(約330億円)を投資した。乗用車「アコード」を 生産する。今年上期(1-6月)は生産能力不足から、中国販売台数が伸び悩ん でいた。新工場設立により、広州本田の生産能力は年間36万台となる。

新工場は第1工場の20キロ東方に位置し、敷地面積は100万平方メートル ある。第1工場の敷地面積が69万平方メートルで、生産能力が年24万台あるこ とから、「新工場は拡大の余地を持たせて設計してあるが、具体的な計画は現在 ない」(ホンダ広報部遠藤茂樹主任)という。アコードは第1工場でも引き続き 生産するとしている。

ホンダが中国で合弁会社を初めて設立したのは1998年で、トヨタと日産よ り5年早い。ホンダの1-6月の中国乗用車市場シェアは約5.7%。トヨタは

4.5%、日産は4.1%だった(中国汽車工業協会の集計)。中国最大手の独フォ ルクスワーゲン(VW)は17.1%(VWの集計)。

ホンダは7月、生産能力不足から1-6月の販売台数が前年同期比22%増 の14万3519台と、今年通期目標(35万台)の半分以下にとどまったことを明 らかにした。

--共同取材 小松哲也 Editor: Denslow (bco/kzt)

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