フォード:米組合員全員への早期退職勧奨で合意-2幹部が退任

米自動車大手フォード・モーターは14日、 米国の組合員労働者全員を対象に早期退職を勧奨することで合意に達した。ま た、同社は2人の幹部の退任も発表した。

フォードと全米自動車労組(UAW)はそれぞれ、全米の7万5000人強の 組合員すべてを対象に早期退職を勧奨すると発表した。同社は北米で予定してい る14余りの工場閉鎖に向け、人員削減を進めている。

同社は今年1-6月(上期)に14億4000万ドルの赤字を計上しており、 人件費など経費節減努力を進めている。7月には人員削減の迅速化の意向を明ら かにした。また、06年10-12月(第4四半期)に1980年代前半以来最大規模 の生産削減を計画している。

同社はまた、米州部門のアン・スティーブンス執行副社長(57)ら2人の 幹部の退任を発表した。

フォードはこれまで、特定の米工場の組合員に「限定」して早期退職を 勧奨していた。これに対し、最大手のゼネラル・モーターズ(GM)は全社規模 で早期退職勧奨制度を設けている。

この日のニューヨーク市場でフォード株は10セント(1.1%)安の9.09 ドルで終了。

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