上海の銅先物:5営業日ぶり反発-チリでの労働争議の可能性を懸念

上海銅先物相場は14日、5営業日ぶりに 反発した。チリの2つの銅山で労働争議が発生するとの懸念が高まるなか、中国 の銅輸入が減少していることが背景にある。

チリの経済紙ディアリオ・フィナンシエロは13日、世界最大の銅生産会社、 チリ銅公社(コデルコ)のアンディナ銅山とチュキカマタ銅山で、年内に特別手 当を求める労働争議が発生する可能性があると報じた。一方、中国関税当局の 12日の発表によると、1-8月の中国の銅輸入は前年同期比で24%減少した。

中国糧油(コフコ)フューチャーズのトレーダー、楊英輝氏(北京在勤)は 「年内に銅供給が停止する可能性があり、そのことが銅相場を押し上げている」 と指摘。「銅輸入は引き続き減少するとみられ、中国では銅の需給がさらにひっ 迫する可能性がある」との見方を示した。

上海先物取引所の銅先物相場11月限は、前日比最大1360元(2%)高の 1トン当たり6万9970元となった。上海時間午前9時43分現在、6万9550 元で取引されている。銅相場は13日までの4営業日で8.3%下落した。

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