上海のアルミ先物相場:6日ぶり反落-製錬業者の先渡し販売拡大で

上海のアルミニウム先物相場は8日、6営業 日ぶりに反落した。最近の相場上昇を受けて中国の一部製錬業者が現物先渡し販 売を拡大しているとの観測が高まった。

世界最大のアルミニウム消費国である中国の需要に供給が対応できないとの 見方から、相場は過去5営業日で11%上昇し、4カ月で最大の上げ幅を示した。 邁科フューチャーズの沈海華副社長らトレーダーは、相場上昇により、中国の一 部製錬業者が、将来引き渡す予定のアルミニウムの高値での売り契約を増やした とみている。

沈副社長は上海からの電話インタビューで「生産業者のヘッジ取引により8 日の相場は下落している」と指摘。「アルミナ価格が下落しているためアルミニ ウム相場の見通しに関しては慎重な見方をしている」と述べた。アルミナはアル ミニウムの原料となる。

上海先物取引所のアルミニウム先物相場11月限は、前日比最大850元 (4%)安の1トン当たり2万170元となった。午前の取引終値は2万320元 だった。

ロンドン金属取引所(LME)のアルミニウム先物相場(3カ月物)は7日、 在庫が8月21日以来の低水準まで落ち込んだことを受け1トン当たり2687ド ルと、8週間ぶりの高値に達した。上海時間午前11時55分現在、前日比15 ドル(0.6%)安の1トン当たり2655ドルで取引されている。

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