米で逮捕のシグマ子会社元社長,妻・愛人が保釈金払う-「幸運な男」

光学レンズのメーカー、シグマの米子会社 の元社長、山木義男被告(56)は妻と愛人、マンハッタンでレストランを経営 する友人が出し合った資金で35万ドル(約4100万円)の保釈金を支払い、保 釈にこぎ着けた。

山木被告は少なくとも680万ドル(約7億9400万円)を横領した容疑で7 月20日に逮捕され、連邦当局によって拘置されていた。

この日ブルックリンの連邦裁判所で行われた審理で、同被告の妻と愛人、 マンハッタンの日本食レストランの経営者が保釈金立替に合意した。

ロイス・ブルーム判事が3人に被告との関係を尋ねると、3人はそれぞれ、 「私は彼の妻です」、「レストランで出会って一緒に暮らしている」、被告は 12年越しの「私の顧客だ」と答えた。

検察側によると、山木被告はカジノで約500万ドルの負けを作った上、ク レジットカードで90万ドル強を使い込んで返済に行き詰った末、横領に及んだ。

ブルーム判事は同被告がギャンブル依存症の可能性があるとして、精神鑑 定を命じた。山木被告は無罪を主張しているが、有罪判決を受ければ、最長10 年の禁固刑と25万ドルの罰金を科される可能性がある。

ブルーム判事は山木被告の妻と愛人、友人の話を聞いた後で、被告の方に 向き直り、「被告は信じ難いほど幸運な人間だということを言っておきたい」 と述べた。

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