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【個別銘柄】OSG、楽天、オプト、コナカ、タスコ、富士写、長谷工

株式市場の主な銘柄の動向は以下の通り。

オーエスジー(OSG:6136):5.1%安の2050円。東証1部下落率ランキ ングで4位に顔を出した。タンガロイ(旧東芝タンガロイ)の買収に伴い、バラ ンスシートが悪化するとみられているうえ、流通在庫の圧縮に時間がかかってお り、業績が下振れするとの警戒感も高まった。ゴールドマン・サックス証券は 21日付で、同社株の投資判断を「買い」から「中立」に格下げ。

楽天(4755):6.6%安の6万1200円と大幅安。EC(電子商取引)や証券事 業などの好調で4-6月期(第2四半期)は大幅増収増益だったが、EC事業の 費用増加などで利益率が低下した点が懸念された。UBS証券の金子敦子アナリ ストは「クレジットもEC事業も当社予想より弱く、さえない」との印象を持っ たとしている。

オプト(2389):10%安の47万6000円と大幅安。前週末18日に発表した 6月中間期決算で、大口顧客の広告出稿手控えで業績の伸びが鈍化したため、顧 客基盤の広がりが課題との認識が広がった。

コナカ(7494):2.3%安の1795円。フタタ(9879)が18日、コナカとの 経営統合を選択。12月にもコナカの傘下に入る見通しになった。コナカが示し た株式交換比率の1対2.3を意識しながら、株価形成が進んだ。フタタは0.6% 安の716円で、この日終値の株価相対比は1対2.5。

タスコシステム(2709):8.5%安の5万4200円ストップ安で479株の比例 配分。5700株超の売り注文を残した。不採算店の撤退や直営既存店の不振など で業績が低迷、「6月末時点で14億円強の債務超過になる見込み」(執行役員 広報IR室長の橘達也氏)という。中間決算は今週末から来週の週初に行う予定 で、29日に記者会見とアナリスト説明会を催す。

リゾートトラスト(4681):6.4%安の3090円と反落。東証1部の下落率で 2位となった。昨年開催された愛知万博に伴う特需がなくなり、4-6月期(第 1四半期)のホテルレストラン事業の収益が計画を下回った。決算数字も大幅な 減益になり、好業績を期待していた投資家の間で失望が広がった。

富士写真フイルム(4901):2.9%高の4270円と4営業日続伸。一時は 4290円を付け、年初来高値を更新した。生産体制の再編や人員適正化などの構 造改革が前倒しで進展していることが明らかになり、2008年3月期以降は正常 な収益レベルに戻るとの期待感が強まっている。デジタルカメラ事業の健闘に加 え、薄型表示装置(FPD)向けの材料事業も伸びており、業績改善期待が高ま った。

長谷工コーポレーション(1808):3.6%高の430円。マンション事業の好調 継続で会社側の計画通り業績が進ちょくしている。4―6月期の連結経常利益が 100億円程度になったと19日付の日本経済新聞朝刊が報道、ゼネコン他社を上 回ったと指摘されたため、買い注文が入りやすかった。

ダイワ精工(7990):13%高の260円と急騰。出来高は1462万株と東証1 部出来高ランキングで4位、上昇率でも2位に付けた。団塊世代の大量退職を契 機に、釣りなどの余暇を楽しむ向きが増えると期待されている。日興シティーグ ループ証券が新たに「1H(買い/高リスク)」目標株価320円で調査を開始し たこともあり、上げに拍車をかけた。

エネサーブ(6519):13%高の846円。東証1部上昇率ランキングでトップ。 燃料油高騰で不採算となっていた自家発電代行事業から撤退すると発表。主力事 業の断念に伴い、業績の更なる悪化はないとみた向きが、1株当たり純資産(B PS)の1134円を意識して買いを入れた。ただ、電力小売り事業だけでは今後 の成長が心もとないとの見方は多く、短期的な反発にとどまるとの見方も出てい る。

ナガセ(9733):14%高の2025円で終了。出来高は1万5000株だった。中 学受験者向けのプログラムなどで強みを持つ「四谷大塚」(東京都中央区)を買 収すると18日発表したことから、グループ力の強化などを期待した向きから買 いが入った。リソー教育(4714)が4.5%高の9900円、明光ネット(4668)が

1.0%高の591円となるなど学習塾の再編期待から連想買いが入る銘柄もあった。

東証1部昇格銘柄:軒並み高い。東京証券取引所は18日、9月1日から1 部市場に10銘柄を昇格させると発表。知名度向上に伴う業績の上乗せや、TO PIX連動型の投資信託や裁定取引業者からの買い需要などを見込んだ先回り買 いが入った。キムラユニ(9368)は11%高の1465円、マルシェ(7524)は

7.7%高の1120円など。

日東精工(5957):4.1%高の882円。一時884円まで上げ、年初来高値を 更新した。最終製品市場が拡大する自動車や情報機器関連業界向けにねじ需要が 予想以上に伸びており、06年12月通期の連結経常利益は前期比24%増の38億 円になると見込んだ。業績予想の上方修正と2円の増配が公表されたため、株価 指標面からの投資妙味が高まった。

シミック(2309):5.5%高の3万3600円。子会社の応用医学研究所が東証 マザーズに上場することが決まり、含み益の増大などによる業績押し上げ効果な どが期待された。シミックは応用医研40万株を売り出す方針。想定発行価格 1220円を用いて売却益を試算すると、4億8800万円になる。

ドン・キホーテ(7532):終値は1.3%安の2300円。時計・ファッション用 品の販売好調などから2006年6月通期は最高益を達成。今後も積極出店政策を 継続し、07年6月期は売上高3000億円規模の企業に成長する計画。利益率の向 上を期待する向きがある一方で、「一過性の特別利益の影響を調整すると、株価 収益率19倍強でフェアバリュー圏」(クレディ・スイス証券の村田大郎アナリ スト)との声も出て、売り買いが交錯した。

ギャガ・コミュニケーションズ(4280):11%安の203円と大幅安。親会社 USENが実施する株式交換の比率が18日に公表された。ギャガ1株にUSE N0.15株を割り当てる予定で、完全子会社化する。これに伴いギャガ株式は10 月上旬に上場廃止となる見通し。USEN(4842)は5.4%安の1243円だった。

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