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【個別銘柄】東ガス、ソニー、コナカ、不二油、インテリジ、東セロ

株式市場の主な銘柄の動向は以下の通り。

東京ガス(9531):2.5%高の616円で高値引け。93年4月以来、13年4カ月 ぶりの高値圏に回復した。企業の好業績を背景に産業用や卸向けのガス販売量の 増勢が続いている。LNG価格の高騰も続いており、同社のファンダメンタルズ (企業業績の基礎的諸条件)に対する信認が深まった。配当利回りが1.16%と 高いことも個人投資家などの注目を集めたもよう。

ソニー(6758):2.7%高の5310円。一時5320円を付け、当面の上げの節と みられていた7月31日の戻り高値に並んだ。企業業績の好調などを受けて日本 株相場に対する先高観が広がるなか、日本を代表する銘柄としてソニー株にも投 資資金が流入したようだ。この日は偶然にも、25日移動平均線(5056円)、75日 移動平均線(5065円)、200日移動平均線(5068円)がほぼ重なり、ソニー株 を下支え。

コナカ(7494):取引終了にかけて上昇幅を拡大。終値は7.9%高の1837 円となった。18日付の日本経済新聞夕刊がフタタ(9879)の財務アドバイザーを 務める三井住友銀行がコナカの提案を支持する意見書をフタタ取締役会に提出し たと掲載した。フタタは2.2%安の720円、AOKIホールディングス(8214) が0.7%安の2080円。

不二製油(2607):2.6%高の1087円と3日続伸。17日に自社株買いの実 施を表明し、今後は株式需給が締まり、下値が限定されるとみられた。一目均衡 表チャートで見ると、過去9日間の高安平均値を示す転換線(1051円)が過去 26日間の高安平均である基準線(1048円)を上抜け、買いシグナルが点灯。

インテリジェンス(4757):12%高の35万1000円と4営業日ぶり反発。企 業の採用活動活発化で主力の人材紹介需要が高まっており、四半期ベースの売上 高と営業利益は過去最高を記録した。収益性の高い事業に経営資源を振り向ける ことで利益率を上昇させていることも評価された。

東セロ(3971):6.6%高の1545円と上場来高値で引けた。セラミック・コ ンデンサ製造用のシート需要がおう盛なほか、食品包装用フィルムも値上げを進 めており、今後も安定的に業績が拡大するとみられた。三菱UFJ証券は18日 付で投資判断「1(強い買い推奨)」と目標株価2000円を継続。

SUMCO(3436):5.3%高の7800円。一時7830円まで買われ、上場来 高値を更新した。高収益の300ミリを中心に半導体用シリコンウエハの需要が好 調で、今後も生産能力拡張と業界寡占化を背景に収益拡大は続くとの期待が強ま っている。同業の信越化学(4063)に比べてシリコンウエハが収益に与えるイン パクトが相対的に大きいとの見方も人気に拍車をかけた。

富士写真フイルム(4901):午後の取引で一段高。午後2時18分には4200円 を付け年初来高値を更新した。ブルームバーグ・ニュースは17日、同社が乳が んの早期発見に有効な乳房X線撮影装置の米国市場参入を機に全世界で販売を拡 大すると報道。欧州や日本ですでに3000台以上出荷した製品を3年後に3倍以 上の1万台の設置を目指すとした。

セーラー万年筆(7992):34%高の196円と急騰。東証2部上昇率ランキン グでトップに立った。高級万年筆の好調で文具部門の採算が改善、海外を中心に ロボット器事業も伸びている。17日付で2006年12月期の連結純利益予想を 2000万円から1億5000万円に上方修正したことが好感された。

セイノーホールディングス(9076):3.9%高の1348円。一時1361円まで 買われ1月5日に付けた年初来高値(1343円)を7カ月ぶりに更新した。前週 10日に発表された第1四半期の業績開示を受けて上昇ピッチを速めている。U BS証券の原田潤アナリストは、7割の営業増益について、「特殊要因によって かさ上げされている面も多い」と指摘。「トラック輸送事業の厳しい環境は変わ っていない」と警鐘を鳴らしている。

アマノ(6436):4.4%高の1685円と9連騰。駐車場需要の増加を背景にパ ーキングシステム事業の拡大が見込まれ、今下期以降の業績は急速に回復に向か うとの期待感が広がってきた。UBS証券は17日付で、投資判断「BUY(買 い)」、目標株価2000円で新たに調査を開始。

松田産業(7456):4.0%高の2340円。半導体、電子部品業界の生産好調を 背景に、リサイクル原料が増加しているほか、貴金属価格の上昇傾向などにより 好業績期待が根強い。株価の時価総額が競合するアサヒプリテックと比較して割 安だとの分析も出ていた。ゴールドマン・サックス証券は18日、同社株の投資 判断を従来の「中立」から「買い」に、目標株価を2800円から3000円にそれぞ れ引き上げた。

メデカジャパン(9707):5.8%高の385円。大株主の加ト吉に対して22億 円の第三者割当増資を行うと発表。調達した資金によって高齢者化で拡大、多様 化する介護や医療需要を取り込む体制を整え、収益を伸ばしていくとみられた。 資金をは「熱海温泉ホテル湯治館そよ風」の長期滞在型居室の回収費用などに充 当する。

セキュアード・キャピタル・ジャパン(2392):3.2%安の36万7000円と 7営業日ぶり反落。不動産市況の活況で債権回収事業が大きく伸びているほか、 アセットマネジメント・フィーも増えるなど業績は急拡大中。ただ好業績を見込 んだ短期売買目的の投資家による先回り買いで株価は前日までの6営業日で2割 上昇していたため、売りが先行した。

ユナイテッドアローズ(7606):0.7%高の2250円と6日続伸。17日公表 の4-6月期連結業績で、取引先の集約などで粗利益率が前年同期から0.9ポイ ント改善したことを確認、収益体質の向上を評価する買いが入った。今後の成長 を見据えて進めている業態分割やブランドのリニュアールの方向性を見極めたい という指摘もあり、出来高は前日比6割減の25万株。

マブチモーター(6592):終値は0.3%安の7350円。17日公表の6月中間 決算と06年12月期業績予想は8月10日の修正予想に沿ったものだったため、 前日終値の7370円を挟んで上下100円(1.4%)以内の変動に留まった。ただ、 DVD用やパワーウインドウ用などの自動車電装品の好調を背に今後も業績拡大 基調を継続できるとの見方も出ていた。

ダイドードリンコ(2590):1.1%安の4660円と3日ぶり反落。新ブランド の缶コーヒー飲料への広告宣伝費の積み上げを行ったことや天候不順が響き、7 月中間決算が計画に届かなかったことで失望売りが優勢となった。ゴールドマ ン・サックス証券の田中克典アナリストは「保有する現預金・有価証券の価値と 自動販売機の価値(1台当たり17万円)の合計で規定される同社の推定解散価 値は5300円」と指摘、「買い」推奨を継続。

イージーユーズ(2495):18日、札証アンビシャスに新規上場し、公募価 格51万円を2万円上回る53万円の初値が付いた。ただ、その後は売り注文がか さみ、一時43万5000円まで値を下げる場面も。同社は2000年設立のインター ネットを活用した広告販売やウェブサイトの制作会社。

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