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GMやフォード、「堕天使」債の上げ主導-格下げ後パフォーマンス向上

信用格付けを投資適格等級から不適格等 級に引き下げられた企業の社債市場において、米自動車メーカーのゼネラル・ モーターズ(GM)やフォード・モーター、通信機器大手、米ルーセント・テ クノロジーは最大の痛手を被った。しかし、これらの企業は今や勝ち組となり つつある。

メリルリンチのデータによると、いわゆる「フォーリン・エンジェル(堕 天使)」と呼ばれるこうした企業の社債の年初来リターン(投資収益率)は

7.8%。これに対し、世界9300企業の社債で構成されるメリルリンチの指数 は0.7%にとどまっている。

これらの社債のパフォーマンスは過去8年のうち6年において、ジャンク 債相場を上回った。高リスクかつ高利回りとなった社債の保有が困難になった ファンドマネジャーが売却を余儀なくされた後、投資家が購入し、反発局面で 益を得ている。スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)によると、32社 が今年これまでに「堕天使」に仲間入りした。

インサイト・インベストメント(ロンドン)でジャンク債運用に携わるク レイグ・アバウチャー氏は「堕天使は格下げ後にパフォーマンスが向上する」 と話し、「格下げされた月に社債を購入すれば、好結果につながる可能性があ る。GMとフォードは高利回り債となって以来、パフォーマンスは非常に良好 だ」と述べた。

メリルの「堕天使」指数には、高級百貨店ニーマン・マーカスや写真用品 大手イーストマン・コダックなども含まれる。

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