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出光:4-6月純利益は10%増、原油高などで-通期売上高は増額

出光興産が2日発表した2006年4-6月期 (第1四半期)連結業績によると、原油高などが寄与し純利益は前年同期比10% 増の79億円となった。

売上高は前年同期比15%増の7930億円。営業利益は同2.1倍の236億円。部 門別では、石油製品部門の損益が前年同期の55億円の赤字から87億円の黒字に 転換。原油価格高騰に伴う精製用燃料費の上昇が響いたものの、販売マージンの 好転や、前年同期に休止していた北海道製油所(北海道苫小牧)の精製・貯蔵設 備が順調に稼働したことが奏功した。

石油開発部門は2.4倍の116億円。原油価格の上昇と販売数量の増加が大き く寄与した。

営業外損益が関連会社の収益増加などで、5億円の赤字から20億円の黒字に 転換し、経常利益は2.4倍の257億円となった。

同社の松井憲一常務取締役は会見で、「北海道製油所にある50万キロリット ル分のタンクが使えるようになったため、安いときに製品を買って貯蔵しておく ことが可能になった」と語った。

通期売上高を上方修正

07年3月期は原油価格上昇と円高を見込んで売上高は3兆5800億円と、従 来予想の3兆3400億円から上方修正。しかし、石油化学部門などの減益が見込ま れるため、経常利益は810億円、純利益を300億円と従来予想を据え置いた。

07年3月期の業績予想の前提となるドバイ原油価格は1バレル当たり67.2ド ル(従来予想は58ドル)、為替レートは1ドル=115.10円(同118円)。

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