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王子紙:野村HDから最大1700億円借り入れ-北越紙敵対的TOB強行

北越製紙への敵対的株式公開買い付け(TOB) を強行した王子製紙は、TOBに必要な資金を野村ホールディングス子会社から借 り入れる。野村HDは最大で1700億円を供給する。王子紙が2日財務省に提出した 公開買付届出書で明らかになった。

王子紙は野村HD子会社の野村キャピタル・インベストメント(NCI)から 買収に必要な資金を全額借り入れることになる。北越紙へのTOBでは、最大で1658 億円を投じて全株式を買い取る。TOBは1株800円で8月2日から9月4日まで。

NCIは王子紙が7月23日に発表した北越紙へのTOB提案でも、その段階で 必要とされた資金1400億円の全額をブリッジローン(つなぎ融資)として供給する としていた。

野村HDは王子紙のフィナンシャルアドバイザー(FA)も務めており、資金 面でも王子紙をサポートする。老舗の大企業の王子紙が敵対的行為に及び、国内最 大手の野村HDがアドバイザーに就くというこの案件は、日本のM&A(合併・買 収)が新たな局面に入ったことを示している。

北越紙株の午前終値は、前日比41円(5.2%)高の825円、王子紙株は同13円 (1.9%)高の680円。

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