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名古屋銘柄が高い、駅前路線価の上昇率は日本一に-トヨタ好況で恩恵

名古屋を本拠地とする銘柄群が高い。この 日の昼休み中に公表された国税庁の路線価で、名古屋地区の地価上昇が際立っ たことから、土地の含み益拡大などを見込んだ買いが集まった。

名古屋駅前の再開発で注目が集まる名古屋鉄道の株価は前日比0.3%高の 382円、百貨店の松坂屋が同2.4%高の773円、丸栄が同3.8%高の220円、し ゃぶしゃぶレストランなどの木曽路が同0.2%高の2255円と軒並みプラス圏。

路線価の全国平均は1平方メートル当たり11万4000円で、全国約41万 地点の平均路線価は前年から0.9%上昇した。名古屋地区は2.1%上昇の9万 8000円で、名古屋駅前の高層化・再開発プロジェクトをけん引役にプラス転換 した。

全国の路線価上昇率ナンバーワンは、名古屋の「中村区名駅1丁目・名駅 通り」で、前年から26.4%上昇した。

丸八証券の細井克己企業調査部長は、「トヨタグループの業績好調を受け て名古屋の景気が拡大している。消費も堅調で、高額消費がしっかりしてい る」と指摘する。

財界首脳の間でも名古屋好況が話題に

前週末に静岡県小山町で開催された日本経団連の夏季セミナーでも、名古 屋経済圏の好況ぶりが話題をさらっていた。松下電器産業の中村邦夫会長が、 最近は京都でさえも実質的に名古屋の物流圏に入ってしまったと口火を切ると、 トヨタ自動車の張冨士夫会長が、「地域に有能な人材を残していくためにも道 州制の検討が必要。企業は地方に本社を置くことを積極的に検討すべきだ」と 応じ、名古屋で企業価値の向上を図るトヨタグループの姿勢が再強調された。

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